2006年 6,7月合併号



 
クルマはどれくらい乗れるか


自動車で20万キロ。普通車は30万キロ。このくらいのキョリは過去に例がある。走れば走れるものですね。ただ、そこまで乗れるクルマとそうでないクルマはある。10万キロを過ぎるあたりから故障が続発、しかも大掛かりな故障が続けばいやになって大抵は買い替える。元々の製品に原因がある場合もあるが、扱いかたによることもある。

長くもたせる秘訣は大切に扱うということ。当たり前のことだけどそれが基本。でも大切に扱うということが個々によって解釈が違っていたり、大切にと思いながら間違った扱い方をしていることもある。大切に扱わない場合の例。朝、エンジンをかけていきなり全開で加速する。止まるときは思いっきり急ブレーキ。信号で止まる度にNレンジに入れ、青になったらDに入れるやいなや猛ダッシュ。歩道の縁石に平気でタイヤを当てる。タイヤの空気圧なんて気にしたことが無い。エンジンオイルはいつ変えたか記憶がないし記録もない、動いているからいいんじゃない。クルマの中も汚れ放題。ゴミ箱状態。ブレーキを踏もうとしたらペダルの下に空き缶が転がってきて怖い思いをする(あんまり僕も人のことは言えないけれど)。以上、ちょっと極端な例。どんなクルマでも年数や、走行キョリによってどうしても交換しなければいけない部品は出てくる。しかしこのようなクルマはそれ以外に不具合が生じてよけいな出費が増えることが多い。大切にクルマを扱う人はそうすることでトータルに見て経済的なことを知っている。

長く乗るなら新車ならいざしらず、中古車を購入するときには注意が必要だ。ふつう良いものは高い。悪いものは安い(中には悪くて高いものもあるが)。多くの人は良いものを安く買おうとする。それはごく当たり前な発想。間違っていません。健全です。わがままでもありません。でも残念なことに安いものにはわけがあるというのは中古車業界では絶対的な法則であり、安いものに良いモノはありません。クルマに詳しいといっても所詮は素人(偉そうに言ってすみません^^)。良さげに見せかけたとんでもないクルマを買わされる。本人は掘り出し物を見つけたと大喜びだがボロが出てくるのにそう時間はかからない。そういう失敗をすると中古車はダメ、新車にしようということになる。新車派の多くはこういう経歴を持つ。でも中古車にも間違いなく良いクルマはある。そのような良い中古車を破格値で買うのは無理ですが、お値打ちに買おうというのなら当社で購入するのも一つの選択肢。最後は宣伝になりました。












 


 
 
栄光のル・マンで…


・マン24時間という有名なレースがある。昔、スティーブ・マックィーン主演で映画にもなった。24時間を目いっぱい走り、何度も燃料を補給し、ドライバーはとても一人ではもたないので3人で交代し(昔は2人だった)、故障したら修理してひたすら全力で走る。最高速度は350キロを超える。今年、そのレースで史上初めてディーゼル・エンジンの車が勝った。というよりも出場自体が初めて。メーカーはアウディ。以前にも書いたが、市販車同士で長距離耐久レースをやればまずディーゼル車の方が勝つという事実があったのでル・マンなどの超高速耐久レースでは絶対有利のはず。燃費がいいのでライバルより給油回数が少なくてすむ。これは大きなアドバンテージ。エンジン回転数が低くてもパワーが出るのでトラブルも少ないはず。全域でトルクが厚いので運転が楽で、ドライバーの疲労も少ないだろう。これで勝てないはずがない。ファステストラップ(一番速い1週のタイム)も記録したらしい。来年はプジョーもディーゼルで参戦するという。いずれポルシェやフェラーリもディーゼルで出たりして。イメージ湧かんけど。「ディーゼルは速すぎるので禁止」ということになりませぬように。


 
   
カイゼンとカイリョウ


界的に有名なトヨタの“カイゼン”(改善)。生産効率や原価削減を目的としたもので世界中の自動車メーカーだけでなく異業種でも多くの会社が学び取り入れている。今日のトヨタの栄華を築いた大きな要因と言われる。海外でも“KAIZEN”で通じる。かたや改良はスバルの得意技。自動車業界ではスバルの1年毎の年次改良は有名で毎年恒例の“ネンカイ”と呼ばれている。これで良しとして発売したクルマでも、後からああすればもっと良かったというのは出てくるもの。それをそのままにしておけないのがスバルの流儀。彼らは理想に近づけるため手をいれる。作り手の自己満足としか思えない。生産効率や原価削減など無視しているのか。“NENKAI”と言っても多分海外では通じないしマネもされない。トヨタと言えばカイゼン、スバルと言えばネンカイ。語呂は似ているけれど両社を象徴する言葉にクルマに対する考え方の違いがくっきり表れていて興味深い。どちらが良いというものではない。価値観の相違だから。スバルのユーザーは幸せだと思う。

   
ステラの試乗車あります


自動車の買い替えを検討中のあなた。このクルマを見てから決めても遅くはない。ちょっといいクルマです。

■お盆休み  8月12日(土)〜8月16日(水)休みます。