2005年 9・10月合併号



 
クルマの音イロイロ



ょっと古いクルマで、段差を乗り越えるときに下の方から“グワッ”というけっこう大きな音がする。これはスタビライザーといってカーブでクルマの傾きを抑える役目の棒状のモノがゴム製のブッシュというものにくるまれていて中でスタビライザーがねじれると擦れて音が出る。ゴムが新しく柔らかい時には音が出ないが、古く固くなったゴムでは音がでる。気になるのであればゴムブッシュを交換すればよく機能的にはさほど問題ないのでそのままでも良い。一時的には潤滑剤でも止まる。危険ではありません。しばらく走ると消えるのは馴染むから。

エンジンをかけたときに“ギャー”という大きな音がエンジンルームからする。これはベルトが発する摩擦の音。張りが弱いと出る。即、整備が必要。特に新品に変えた後に多い。と言うのは強く張りすぎるとベアリングにダメージを与えることがあるから。この場合当然クレーム対応です。同じベルトの音でもアイドリングで“カシャカシャ”とか“シャワシャワ”という音は、エンジンの暖機後に消えるようであればゴムの硬化による音。交換が必要な場合もある。

走行中にサスペンションから“コトコト”とか“ゴトゴト”と響くような音がする。比較的低い速度で路面の小さな凸凹で小刻みに出る音。これはショックアブソーバの劣化も考えられるが、多くは取り付け部のゴムブッシュの硬化や劣化が原因。本来はゴムブッシュがショックアブソーバと車体の間、あるいはサスペンションとボデーの間に柔らかく密着しているが、ゴムが硬化することにより振動が伝わりやすくなってしまうのだ、と思う。足回りからの異音はなかなか難しい。

ブレーキを踏んでないのに“キー”という、黒板をチョークで引っかいたような音がブレーキから出ることがある。これはブレーキパッドが残り少ないですよ〜というサイン。センサーがローターに当たって音を出す仕かけ。我慢できない嫌な音なのでこの音を聞いたらたいていのドライバーは怖くなって整備工場へ持っていくだろうという配慮。でも中にはそのまま乗り続けてパッドが無くなるまで乗る人もいる。余分にお金がかかる。ウチにとってはいい。(^^)

いつもと違う音に気づいたら整備工場で見てもらったほうがいい。大きな故障につながる可能性があるから。臭いや感触でも同様。メカが分からなくても人の感性とはたいしたものでいつもと違えばそれを感じ取ってしまう。オヤッと思ったら確認するように。そのために我々がいる。
















 
 
ニュース


年の6月から施行される法律で「駐車違反車の車検拒否制度」というものができた。何かというと駐車違反をして出頭しないままにしておくとそのクルマの車検が受けられないというもの。駐車違反のステッカーを貼られても出頭しない人が聞くところによると2割くらいいるそうだ。そう言えば私も昔…忘れました。しかし今後はいやがおうでも出頭しなくてはならない。6月からなので5月いっぱいまでの違反は対象になりませんとのこと。駐車違反にはくれぐれも気をつけないと。

日本でもディーゼル乗用車が発売されそうです。先陣を切るのはメルセデスベンツのEクラス。その名もE320CDI! V6の3000ccでターボ。パワーこそ
224馬力で控えめだが(国産2000ccのガソリンターボでも280馬力はザラ)トルクが52kgmでそれを1600〜2800rpmという低い回転数でひねり出しているところがミソ。バリスタ読者ならこの良さ分かりますよね。う〜ん、すごい。よって値段はバカ高い。ふつうの人は買えません。でも買える人は買ってください。それでもって見せてください。試乗させてください。お願い。でも発表はあったけれどいつから売るのだろう。

ディーゼルつながりでもう一発。スバルがディーゼルの水平対抗エンジンを開発中らしい。ヨーロッパ向けの商品開発だが、私の睨んだとおり回転上昇の滑らかな水平対抗エンジンはディーゼルにしてさらに光るに違いない。ガソリンではトルクの細さが云々いわれることもあるが、ディーゼル+ターボでそんなネガも一掃できる。楽しみ。日本でも売ってくれ〜。















   
   
意外と知らないクルマ生活豆知識


年5月になると来る自動車税の納付書。というより請求書っていう感じです。これは1年分を前払いするシステムで4月1日から翌年の3月31までの1年分。8月までほおっておくと督促状かきて、さらにほおって置くと延滞金がつく。自動車税を払わなくてもクルマには乗れるが納めていないと車検が受けられないことになっている。結局は払わないといけない。途中で廃車したり下取りに出したときには月割り計算で3月までの分は戻ってくる。ちなみに軽自動車は乗用が7200円で貨物が4000円なのだがこれは途中で廃車しても戻ってこない。軽自動車以外はエンジンの大きさで金額が違う。500cc刻み。大きくなるにつれて金額の上昇カーブはグーンと上がる。毎年この時期もう少し安くなんねえかな、と思ってしまう自動車税です。