2006年 1月号



 
球切れ



く切れる電球のトップはブレーキランプ。その次はライセンスランプで以下スモールランプ、ヘッドランプ、フラッシャーランプという順番だろうか。ライセンスランプというのは後ろのナンバープレートを照らすランプのこと。どのランプも重要だ。切れたことが分かったら即交換したい。しかし、ブレーキランプの電球を交換するのにバンパーを外したりランプ本体を外したりしないとできないクルマがある。電球の交換は本来工具を使わず簡単にユーザー自身で出来るようになっていてほしい。一度ご自身のクルマでチェックしてもらいたい。ブレーキランプが工具なしで交換できるかを。できないクルマは意外と多い。ドライバー1本でランプを外せれば良い方でランプの外し方すら分からない大変なクルマもある。

ぜクルマによって違うのか。それはクルマを作る人が、電球が切れたら簡単に交換できるように配慮したのかしなかったのかの違い。誰でも容易に交換できるようにと思えばそのように設計しなければならず素人でも分かり易い工夫がいる。これは簡単なようで簡単でない。人に何か教えるとき本当に分かっている人の説明は簡潔で理解しやすいが、そうでない人の説明は専門用語が入っていたりして一見カッコイイけど何を言っているのか要領をえないというのに似ている。(ちょっと例え違うかな?)製造することだけを考えて設計するのと、電球をユーザーでも“簡単に”交換できるように設計するのとでは手間がうんと違う。使う人の立場にたった設計。ユニバーサルデザイン(注1)というのが今持てはやされているけど、売らんがための宣伝文句に利用されていると思しきものもあり、ユーザー本位に徹しているかというと疑問だ。

のクルマはおしなべて電球交換は簡単にできたもの。ちゃんと考えられていたのだろう。今のクルマはカタチには凝っていても電球交換のことまで考えていないこともしばしば。このあたりは設計者の良心がよりどころになる。そう、マンションであっても、クルマであっても作る側の良心に委ねるところ大なのである。ついでに言えば法律で規制されていなければ何をやっても良いという判断で世の中騒がせている会社があるが、こういうところの判断も良心に照らすとおのずと答えが出る。周りで大儲けしているのを見るとグラッとくることも“人間だもの”あります。そこをグッと我慢の子で良心に耳を傾けないと後で大変なことになる。ことは電球交換がしにくい程度ではすまない。

注1)老人から子供まであらゆる人々が利用可能なデザイン。高齢者社会を背景にクルマにもこの概念が導入されつつある。











 

 

 









 
 
クルマで音楽



気に入りの音楽。運転するときにはこれっていうのが人それぞれ何曲かあると思う。私はカーペンターズがそのうちの一つ。いつも聞いているわけではないけどたまに聞くと落ち着く。情緒的なメロディ、早過ぎないテンポ、特に女性の低い声にソソラレル私にとってカレンのボーカルは気分が落ち着く。落ち着いた気分で運転していると事故を起こす気がしない。穏やかな気分になって集中力も増すように思える。他のクルマに対しても優しくなっていたりするから不思議。

クルマのつくりでも自然に安全運転に貢献できることがある。例えば視界。前方だけでなく360度視界が良いと余分な神経を使わない。斜め後方の確認を瞬時にできるクルマと、時間がかかるクルマでは安全上で大きな差がでる。僅かな間でも走っている車は何十メートルも移動しているから。見やすいクルマは見えにくいクルマに対して安全の上での大きなアドバンテージを持つ。

相手から見えやすいということも大事。前方や、真後ろは比較的確認しやすいが、真横から斜め後ろに至る部分は死角になりやすい。よって複数車線では相手の死角に長く滞在しないことだ。この位置取りで走っているときあなたは相手から見えていないと考えるべき。スッと寄ってこられたら…。それと雨天でのヘッドランプ点灯。昼間でも。雨中のドライブ、他の車がヘッドランプを点灯してくれているとありがたい。対向車や後ろから接近する車にいちはやく気づける。見やすいということは見ることに気を使わなくてもよいということ。ストレスがない。疲れないということ。近視の人の矯正視力では夜間や雨天は見づらいのだ。ほんと、特に歳をとってくると。

ブレーキを自動的にかけてくれたり、走行レーンを自動的にキープしたりというハイテクも安全に貢献すると思うが、それ以前にリラックスして運転できるクルマであるべき。その方面では最近は進歩しているどころか後退しているように感じる。おもに視界の面で。雨の中、“ちょい古”ベンツ(注2)でカーペンターズを聞いて運転しているとふとそんなことを考えてしまう。

注2)新車や、クラシックのベンツはバカ高いが、チョイ古になるとけっこう安く買える。興味のある方はご一報を。お探しします。














   
   
WRCプチ情報


シーズン、2戦が終了したところでスバルは未だ勝ち星無しどころかエースのソルベルグはクラッシュやトラブルで全くいいとこ無し。フォードのグロンホルムが2連勝でシトロエンのローブが続く展開。三菱も今年は調子が上がってきているようで楽しみ。第3戦は3月の3〜5日、得意のメキシコで雪辱だ〜。