2005年 9・10月合併号



 
ディーゼルの時代



ーロッパのディーゼル乗用車に対するイメージは「速い、静か、
クリーン」。対して日本は「遅い、うるさい、汚い」。なぜこうも違うのか。
見ているクルマが違うからだ。ヨーロッパの人達が最先端の
ディーゼル車に接しているのに対し、日本の人達は過去の古臭い
ディーゼル車しか知らない。日本ではディーゼル乗用車の進歩が
20年間止まっているのだ。ではなぜ、速くて静かなのか。答えは簡単、
ガソリン車に比べて同じスピードを低い回転数で出せるから。
また追い越し加速でガソリン車ではシフトダウン
(ATではキックダウン)しなければいけない場合でもそのままの
ギヤで加速できる。高速道路などでよくあるだらだら坂でも
グイグイ登っていく。黒煙などいっさい出ないのが今の常識。

今後、日本でもディーゼル乗用車にスポットライトが当てられる
かもしれない。と言うのは、4千万台を超える乗用車の
数パーセント(10%未満)をディーゼルにするとかなりのCO2
削減が見込めるから。元々、CO2の排出がガソリン車よりも
大幅に少ないディーゼルだが、原油からの生産段階でも
軽油はガソリンよりもCO2排出量が少ないのだそうだ。
二重の削減になる。実現できればかなりの効果が見込めるが、
肝心のメーカーが今一つ乗り気でないらしい。

イブリッドもいいが、クルマが高価過ぎて普及しません。
一種のぜいたく品みたいなポジションです。比べてディーゼル車は
ガソリン車の1割増しくらいの金額でできる筈。
走りもガソリン車よりも良いときている。(私が保証します。
えっ、そんなの信じられないって。ごもっとも)
年配の人が知っているかつてのディーゼル乗用車は確かにとても
いいとは言えないしろものだった。燃費は良いが、我慢する部分も
多く、それに目をつぶれる人達だけが所有した。でも当時すでに
良いクルマもあった。
かつて1980年代後半、ベンツがまだベンツらしかったころ
(理詰めのこだわりを形にしていた)Eクラスに300TD
(ターボディーゼル)というクルマがあった。今でもこのクルマにかなう
国産乗用車を私は見ていない。まさにビジネス・エキスプレスと
呼ぶにふさわしい高速・快適・省エネ・頑丈と何拍子もそろった
夢のようなクルマだった。

ヨーロッパではホンダがアコードにホンダ初のディーゼルエンジンを
載せて好評だ。トヨタもアベンシスで最新型のディーゼルエンジンを
投入する。日本では軽油の質がようやく改善されたところ
(低硫黄サルファフリーなどと呼ばれている)。あとは最新式の
ディーゼル乗用車の登場を待つだけ。21世紀初の国内用
ディーゼル乗用車はどこが最初に出すか。私がトヨタの社長なら、
まずレクサス・ブランドの最上級車にディーゼルを設定する。当然、
ターボ付きでハイパワー、サイレント、クリーン&エコを高次元で
実現させ世間の目からウロコを落とす。そこで小型車にも展開、
見る目のある人達はこぞってディーゼルを買う(できれば
セイロさんでお願いします)。ディーゼル車の素晴らしさを
知る者として勇気ある国内メーカーの決断を望む。
スバルがやれば水平対抗のディーゼルエンジン。
密かに開発中との噂も…。


参考資料:日刊自動車新聞、日経オートモティブ・テクノロジィ












 

 

 










 
 
武豊。



題の競争馬「ディープインパクト」に騎乗するは武豊。
テレビの中継で見た。こんな後ろの方からのんびり走って
勝てるのかいなと見ていたが最後はぶっちぎり。圧勝。
馬の実力もすごいが、もうひとつ気になったのは武選手の
フォーム。スタートから最後の直線の追い込みに入るまでの部分で
(最後の直線は低く伏せた姿勢)、他の選手と騎乗姿勢が違っていた。
普通の乗馬と違って競馬は、ステップ(他に言い方はちゃんとあると
思う)の位置が異常に高い位置にある。馬の背中に立ったようになり
前かがみに手綱を握る。そうした中で他の選手がお尻を後方に
突き出したフォームなのに対し、武選手は足が真っ直ぐ伸びて
尻はいっさい突き出ない。このフォームだとバランスを取るのが
難しいし肉体的にもつらいはず。前かがみになった場合他の
選手のように尻を突き出してバランスを取るのが自然。結果は
武選手の馬が走り安そうに見えるのに対して、他の馬はブレーキを
かけられているよう。あのフォームに武選手の“超一流”を見た。
一流は一流を知る。(ナンチャッテ)















   
   
チキンラーメン



々、無性に食べたくなるチキンラーメン。
食べ方シリーズ第二弾(シリーズかよ!)。
玉子は先か後かの話ではない。熱湯かけて3分、煮込んで1分と
取説にあるが、私はお湯をかけてすぐに食べる。
たいてい粉々になった部分があるので、まずそこの所をサラサラと
お茶漬けのように。あとは端っこのほうから箸で割りながら食べる。
パリパリした食感を楽しみながら。やがて柔らかくなって普通の
ラーメンのように食べる。これは多くの人にはお勧めできない
ハイレベルな食べ方だ。この食べ方を応用して皿にのせた
チキンラーメンに中華飯の具をかけて長崎ちゃんぽんの
皿うどん(バリソバ)風なんてのを今思いついた。うまそうだ。