2005年 3月号



 
ハンドル操作、二つの“やってはいけない”


とつ目はハンドルを回すときの内がけ。
鉄棒でいう逆手のような握り方のこと。
なぜかというとハンドルを回している途中で急に戻すような状況になったときに内がけハンドルだと腕の関節の構造上、戻すことができない。
実際にやってみると分かる。
危険回避能力の低いこのような握り方はやらないほうがいい。
内がけハンドルが良くない理由はほかにもある。
力は加えやすいがデリケートな操作がしにくいので切り過ぎたり乱暴な操作になりやすく運転が雑になるのだ。
覚え始めにこのような癖がついてしまうと直りにくいので初心者の周りの先輩ドライバーは指導すべきです。
運転のうまいベテランドライバーでもこのような癖がついている人はよく見かける。想像するに、今のおじさんたちの若いころのクルマはパワーステアリングがほとんどついていなかったことに原因がある。
現代のクルマに比べるとクソ重いそのハンドルをさらに小径なハンドルに付け替えていた人も少なくなく生半可な力では回せませんでしたから。
〜友人の箱スカはウッドのコンペハンドル(35cm)、拷問でした〜

たつ目。交差点などで比較的多くハンドルを回したあとに戻すとき、手を離して勝手に戻るに任すやり方。
手の握りをゆるめてスルスルと手のひらの中でハンドルを滑らせるアレです。
これも先ほどの場合と同じで雑な運転の見本。
何かあったときの対応が遅れることは言うまでもない。
これも癖になっている場合が多いので要注意。
ちゃんと手で戻すのが正解。

ンドル話のついでに握り方について。
剣道の竹刀、野球のバット、テニスのラケット、ゴルフのクラブなど道具を使うスポーツではどれも握り方の基本がある。
たいてい親指、人差し指よりも小指、薬指を主体に握るようになっている、と思う。鷲づかみはしない。
クルマのハンドルも同じで小指、薬指を主体に軽く(強く握ってはダメ)握って人差し指はリムに引っかける感じで親指は乗せる感じ。
この握り方でやや内側に絞るようにすると手首がスプリングの役目をして押し気味にハンドルを操作できる。
かっこよく運転するには出来るだけワンモーションで回すこと。
あまり、ペタペタと持ち替えないことだ。
切る角度が多きい場合はあらかじめ押すほうの手を下のほうに持ち替えておくといい。
握り方の基本をおさえれば回し方も美しくなる。
同時に運転が丁寧になり“やってはいけないこと”の防止にもなる。

「あら、素敵。」助手席の人が心の中でつぶやく。


















 
 
老舗。


エンジンに使う添加剤の種類を追加した。
この添加剤メーカーはその分野では老舗で歴史は古い。
添加剤一本で勝負しているメーカーだ。
アメリカの会社ですが、今まで当社では国産のこの分野では定評のあるメーカーのモノを使用していた。
効き目がイマイチかな思ったこともあったがあくまでも添加剤なのでこんなもんかと思っていた。そこに前述のアメリカの老舗の添加剤だ。
エンジン内部のオイルシール(エンジン内部のオイルが漏れたりしないようにする部品、固いゴム製)の劣化を復活させる添加剤を試したがこれが抜群に効いた
こんなの初めて。これからはこれでいく。ちょっと高いけど。
安くて効かないモノより高くても効くモノ、でしょ。
その方が経済的だから。

すべての工業製品で日本製のモノを使用していれば間違いない、みたいに思われている傾向を感じるがところがどっこい、まだまだ追いつけない分野もあるのだなということ。

普段のメンテナンス

自分でどこまでやるか。洗車は必須。ボデーと室内の清掃。
神経質になる必要はないが普通にきれいにしておくだけでクルマに愛着が湧くし大切に扱うようになる。
愛着がないとぞんざいな扱いになり寿命を縮めることになる。
機能的な部分についてはある程度はプロに任せるほうがいいが簡単なチェックはしたい。
ウォッシャー液の補充は簡単にできる。
以前にも書いたが“ただの水”がいい。
洗剤入りはギラツキの原因、塗装への悪影響、何よりウォッシャー噴射口のつまりの原因になるので入れない方がいい。水で充分きれいになる。
洗濯や手洗いですすがないとどうなるかを想像すれば答えは見えてくる。
洗剤入りだからガラスの汚れが落ちるということもない。
重要なのは「ワイパーのゴムの弾力」と「水で濡らす」ということなのだ。
洗剤はいらない。

タイヤのメンテナンスも大切。
メンテナンスというよりもチェックと言ったほうがいい。
クルマに装着された状態だと残り溝が正確に分かりにくい。
ハンドルを切った状態にしてチェックするとトレッド面全体が見やすい。
意外と内側が減っていることもある。
空気圧もできればエアゲージでチェックしたい。
ガソリンスタンドなどでチェックする場合はタイヤが温まっているので10%ほど多めになっている。
この場合は規定値に減らしてはいけない。
タイヤが冷えたら規定値よりも少なくなるからだ。
逆にタイヤに触って暖かいのに規定値であれば少し多めに入れてやる。
規定値が2キロなら2.1〜2.2キロくらい。
クルマって身の回りの道具の中ではけっこう手をかけないといけないモノです。

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