2004年 7月号



 
バースト

イヤのバーストを経験した人は少ないと思う。バーストとは破裂すること。
空気が抜けて“ぺしゃんこ”になるパンクとは違いほぼ瞬間的にそれは起こる。
縁石などへのヒットでもバーストは起こるが今回はヒット無しで起こる場合に
ついて。私も長い整備士経験の中でそのようになったクルマは2〜3回見た
だけ。 自分で経験したことはありません。
バーストのほとんどは高速道路でおきている。高速道路でたまに見るタイヤの
破片はバーストしたタイヤの残骸です。その残骸を見たことがありますが、
それは無残にちぎれ飛んでいて、ゴムが焦げたようになりカチンカチンに
なっている。よじれて反り返って。内部のスチールベルトも見事に引きちぎれて
いる。いずれの場合もかなりの高温にさらされた感じで焼いたのかと思うほど
の状態。国の検査機関で排ガスの特殊な試験など何時間もの検査をすること
がある。かなりの勢いでタイヤをローラーの上で回すこともあり古いタイヤだと
発熱してバーストすることがあるそうです。必ず新品かそれに近いもので
行うのだそうだ。


いタイヤで起こりやすいのは、柔軟性がなくなるから。
タイヤの接地している部分は直線。円がそこだけつぶれて直線になる。
正面から見ると横につぶれているのがよく分かる。空気が少ないほど つぶれが
大きい。
走行中は路面に接しているつぶれた部分は大きな ストレスを受ける。
100キロ、120キロとスピードが上がればその部分 でのタイヤの いたぶられ
かたは半端じゃない。そうなると大量の発熱 がおきる。
内部構造材が耐えられなくなりバーストにいたる。これが もっとも 恐ろしい
バースト。高速走行で起きやすく、瞬時におきるので 大事故 になる可能性大。


日、東海北陸道のトンネル内でおきた事故もトラックの右前輪が
バーストしたのが原因だと出ていました。右前輪がバーストしたら瞬間的
に右にとられる。対向車線に行ってしまう。後輪なら何とか踏みとどまれた
かもしれませんが前輪では多分どうしようもできなかったのでしょう。
こういう事故を目の当たりにするとあらためてタイヤの点検は入念に
しなければと思う。残り溝も大事だけれどあまりにも古いタイヤは溝が
あっても危ない。サインは表面のヒビ。タイヤの側面やトレッド面の溝の
中に亀裂がはいっていたら注意信号。














 

 
 
 
オートマチックなマニュアルミッション

先日、アルファロメオに乗った。147のセレスピード。このクルマはミッションに
特徴があってマニュアルミッションなのにクラッチペダルがない。昔、いすゞの
アスカやエルフにNAVI-5という名でありました。スバルでもレックスにあった
なあ。いすゞのはけっこう良かったですよ。シフトダウンのときの回転合せが
メチャクチャうまかった。最近は欧州車を中心にスポーツタイプのクルマに
採用される例が多い。BMW、フェラーリ、ポルシェなど。このミッションは
よくあるオートマ車のスポーツシフトとは違い、マニュアル車のクラッチ操作
を自動化したもの。クラッチを切り、シフトレバーでギヤを変速し、またクラッチ
をつなぐといった一連の操作のうちクラッチ操作を機械まかせにしたのだ。
変速操作がハンドル裏のレバーでもできるようになっていて、おもちゃっぽい
のだがこれがとても楽しい。日本では、トヨタのMR−Sに設定あり。構造的
には完全にマニュアル車だが、クラッチペダルが無いのでオートマ限定免許
でも乗れる。現在のF-1やWRCマシンも同じようなミッションを使っていて、
こちらは楽しさというよりクラッチ操作によるタイムロスをなくすためとドライバー
の労働環境改善に効果絶大?


スバルR-2 試乗のススメ。
黒のR-2で喫茶店に行った。店を出てクルマに乗り込むと店の中で親子連れ
の子供がこちらを指差して母親になにか言っている。つられて父親もジッと
こっちを見た。皆でなにかしゃべっている。「お母さん、あのクルマカッコイイネ」
「あら、ほんと。なんてクルマかしら。可愛いわね」「スバルだよ。アールツー。
いいよな。お母さんのクルマ、今度あれにするか」「とか言って自分が乗りたい
んでしょう」「えッ…あァ、でもスバルだからモノはいいぞ。ウン」「あれにしよう
よ!あれにしようよ!ネエ、お母さん」「いいわねぇ」…と、いった会話がなされ
たかどうかは分かりませぬが。次に見られるのは、あ・な・た。
試乗車あります。お泊り試乗も可。普段の道でお試しあれ。
中古車情報】
スバルR-2 R i-CVT 2WD
オプシディアンブラックパール
当社の試乗車として活躍したブラックR-2君。
走行2000キロ 車検H18年12月
(主要装備)
CD付チューナー、電動格納式ドアミラー、ディスチャージヘッドランプ、濃色ガラス、フォグランプ、エアコン、パワステ、キーレスエントリー(アンサーバック付)
絶妙タッチの強力ブレーキと滑らかな走りが自慢。
110万円(参考新車価格124万円)