2004年 4月号



 
ささいな事だけど

クセルペダルのやたら軽いクルマがある。こういうクルマは加速で
踏み込んだり、減速で戻したりするときは問題ないが、例えば40km/hの
スピードを保って走る場合、アクセルを踏む足を持ち上げ気味にしないと






いけない。足首は持ち上げる方向より踏む方向に力を入れる方が楽なので、
少しくらい重い方が足の重みで調節できて疲れない。
クルマの大小にかかわらずアクセルはある程度の重さがあったほうが
いいですね。

もう一つ。アクセルをほんの少し踏んだだけで勢いよく飛び出すクルマがあります
ちょっと踏む時はそっと動いて欲しいからなのに、思いもよらぬ動きをされては
運転しにくい。こういう状況は多くある。車庫入れの時や左右確認しながらの発進
歩行者が近くにいる時など。普通の運転でも常に飛び出すようなスタートに
なってしまい本人のみならず同乗者も疲れる。このようなクルマはレスポンスが
いいとか、パワーがあるといって勘違いされる。言っておきますがこれは
セッティングの問題でパワーがあるとかレスポンスがいいというのとは別次元の
ハナシ。パワーはグッと踏んでドライバーが要求した時にでるべき。
またペダルストロークは多目の方が微調整がきいてよいと思う。

ブレーキでも同様の問題をかかえたクルマがたまにある。ペダルに触れただけで
急激にストッピングパワーが立ち上がるクルマ。このようなクルマがブレーキの
効きが良いといって評価されてはいけない。踏力に応じて制動力が増えていくの
が良いクルマです。

以上のような事が適切にセッティングされたクルマは楽に運転できて疲れにくい
違和感なく運転できる。アクセルやブレーキは電気製品のON・OFFスイッチとは
違うのです。でもこういうことをキチンと作るのは簡単なようで手間がかかる。
どこまで作り手が目に見えない部分にこだわるかで決まる。ささいな事と思って
しまうとそれなりのクルマしかできない。カタチが気に入っているのに乗りにくい
クルマはこのような部分に問題があるかもしれません。運転操作自体に神経を
使うクルマはそれだけで事故の可能性が高いといえる。なぜなら運転中は
周囲の状況に多くの神経を使わなくてはいけないからです。

 

 
 
 
よくあること
自動車に乗っていると、乱暴な運転をされることがある。しょっちゅうある。
世の中には大きなクルマが偉くて、小さなクルマは遠慮して走らなければ
いけないという暗黙のルールでもあるのだろうか。隙間がないのに無理やり
車線変更されて、急ブレーキを踏まないとぶつかってしまうこともある。
今日の朝もそうでした。とにかく理不尽な大きなクルマに迷惑をかけられた
ことのある人は多いと思う。人は自分より小さなクルマに対して見下して
しまう心理状態になるのだろうか。そうでない人も多くいるので世の中には
クルマの大小で相手を見下す人とそうでない人の二種類に分けることが
できるのだ。事実このような目に会いたくないという理由で小型でも
ベンツならと言って、Cクラスのベンツに乗っている人もいる。
よって小さなクルマに乗る時は人格者にならなければいけないのだ。
「かっ」としたら負けです。




■スバル車の紹介
フォレスター。「森の人」という意味。このクルマが出た時、なんという不恰好な
クルマだと思った。中途半端に車高が高くて、スタイルもクロカン四駆でもなく
ステーションワゴンとも違う。やがて乗る機会を得てびっくりした。なんと乗り心
地のいいクルマかと。スバル車特有のスーッと走るあの感じ。ふつうの乗用車
よりちょっとだけ高い目線なのにスポーツカーのような身のこなし。今でこそ、
この手のクルマもひとつのジャンルになりましたが、当時このようなコンセプト
のクルマは無かったので初めに買った人たちを尊敬します。その後出てきた
類似品も走りの部分においてはフォレスターにはかないません。サーキットも
こなせるSUV(注)なんてほかに無い。もちろん、走りを支えているのは
水平対向エンジンとフルタイム4WD。それに4輪ストラットのインプレッサ譲り
の足回り。ハイウェイで移動し、目的地がオフロードでもへっちゃらなんて
使い方が一番似合うタフなヤツ。スバルならではの一品。
(注)SUV:スポーツ・ユーティリティ・ビークル。オフロード走破性もあり、
       街中でも使える実用範囲の広いクルマのこと。



■気になる1台
ダイハツタントはめっちゃ広い!! これだけ特徴がはっきりしていると選ぶほうも
選びやすい。とにかく広い軽自動車といったらタントで決まり。
デザインもいい。
内装もいい。最近のダイハツのインテリア・デザインはアウディっぽい? 
物入れスペースはこれでもかというほど多い。どこに何を入れたのか忘れそうな
くらい。スバルR2の対極に位置するクルマ。双方、特徴がハッキリしていて
好きです。