2004年 2月号



 
エンジンとオイル

ンジンの回転数(rpm)は通常1分間に何回転回るのかであらわされる。
1回転はピストン運動の1往復。アイドリング(*1)では700〜1000rpmくらい。
大きなエンジンほど遅く設定でき、軽自動車では1000rpmを超えるものもある。









アイドル時の700rpmは1秒間に直すと約12回転。「い〜ち」と数える間に
ピストン12往復。高速道路を100キロで走行中は3000rpmくらいで、
この時は1秒間に50往復で回ります。気持ちよくダッシュすると
6000rpmくらいで1秒間に100往復。F−1カーでは15000rpmブン回して
1秒間に250往復!

このように過酷なエンジンの内部はすべて金属なので直接触れ合うことは
できない。そんなことがあったら即焼き付きです。金属同士の隙間(*2)に
入り込んで守るのがエンジンオイル。ある程度使用すると汚れるし性能も
低下します。「安いオイルを小まめに交換すれば良い」とよく聞きますが、
「良いオイルを適切な時期に交換」が正解でしょう。いいかげんなオイルでは
ブローバイガス(*3)の吸収が充分でなく過酷な環境下では潤滑性能も
頼りないからです。過酷な環境というのは何もF−1レースなどのことでなく、
例えば軽自動車などはオイルが2〜3Lで常時4〜5000回転くらい回していて
これってけっこう過酷です。よって軽自動車は3000キロ走行ごとの交換がお勧め。

オイルの品質や交換回数は、走行距離を重ねるほどエンジン内部の
状態に表れる。10万キロ走っても絶好調というクルマもよく見ます。
あとオイルの継ぎ足しは絶対だめ。汚れを吸収して劣化したオイルが
溜まるから。この場合いずれ汚れを吸収できなくなり固形物が生成され
目詰まりを起こす。一度こうなってしまうとフラッシング(内部洗浄)しても
完全に元に戻りません。継ぎ足していいのは鰻屋さんのタレだけ。
今のクルマは性能がいいからオイルを変えなくてもいいというのは間違いで
性能がいいからオイルさえ変えておけば10万キロ以上乗っても性能が
落ちないということです。むしろ昔のクルマよりオイルメンテの良し悪しで
影響が出やすくなっているとも言えます。オイルは汚れてエンジンを守る。

*1、アクセルを踏まない状態でのエンジンのかかっている状態。
*2、軸受け部分で100分の何ミリというレベル。とても狭い。オイルクリアランス。
*3、ピストンリングの隙間からクランクケースに漏れるガス。
    オイルを劣化させる。超有害。

 

 
 
 
新車紹介 スバルR2
スバルから出た新型軽自動車。R2(アールツー)です。最近のスバルの
軽自動車はオーソドックスな外観でどちらかというと見た目はパッと
しないものが多かった。その代わりと言っては何ですが走る性能では
他社の追随を許さない上質な乗り味を獲得していた。「知る人ぞ知る」、
そんなクルマです。この度デビューしたR2は「てんとう虫」で親しまれた
初代スバル360にも通じるインパクトあるスタイルを得た。

●悪い点●

● 後部席が、チョッとせまく感じる。(後ろのドアのガラスが狭いから)
● バックする時に斜め後方が、チョッと見づらい。
● 小物入れが、チョッと少ない。

●良い点●
● 乗り心地。ヴィヴィオ、プレオで軽自動車の歴史上、最高と言われた
  乗り心地は継承された。それは分厚い絨毯を踏みしめて走っているよう。
  加えてカーブでは素直なコーナーリング性能を得た。
  名古屋高速の90°カーブが安心して曲がれる。
● 逆三角形のドアミラー。デザイン重視に見える葉っぱのような形。
  でも乗ってみると視界抜群。特に左後方にせまるクルマを
  バッチリ捕らえる。
● シート。がっちりした造り。肩までしっかりある背もたれはコンパクトカー
  並みかそれ以上。あと実際に役立ちそうなヘッドレストも◎。
● サイドブレーキが足踏み式でなく手動式なのがいい。(個人的好み)
● ちっちゃいのに高級に見える。斜め45度前からがかっこいい。
● スバルマークがバックドアハンドルになっていて、お・しゃ・れ

良い点・悪い点、ご自身で確認するように。試乗車あります。










スバルに言いたいこと(他のメーカーにも)

後ろのドアとリヤウインドのガラスがプライバシーガラスと称して
着色されている。メーカーオプションを何も付けなければ
透明ガラスですが、何か付けると当たり前のように着色ガラスも付いてくる。
プライバシーガラスも独立したオプションとすべき。
欲しい人もいればいらない人もいるのですから。
                           −山田の独り言−