2003年 8月号



 
運転におけるルールとマナー
 ルールは規則、マナーは行儀作法や態度。ルールが無くては交通が混乱します。
制限速度や一時停止や進入禁止や信号など。よくこれらのルールに違反して反則金を支払うはめになります(くやしい!)。でもルールが無いと大変なことになります。ルール違反は重大な事故に直結するので罰則があるのでしょうね。交通ルールに限らず社会生活を営む上でルールは不可欠です。でもマナーはルールとは違うもので法律化できませんし強制力もありません。個人の価値観や良心に委ねられていて自主的になされるものだからです。

運転していると様々な場面に出会います。視界に入ってくる車の動きを見ていると「車線変更したそうだな」とか、「コンビニに入りたそうだな」とか動きや車線内での位置などから推測できます。たとえば車線変更したそうな車がいた場合、気持ちよく道を譲ってあげることが良いマナーではないでしょうか。中には直前になってウインカーを出す車もいますが、相手の行動を観察していれば予測可能です。路上でのいさかいを良く見ますが、ちょっとした大らかな気持ちがあればそのような事はおきないでしょう。相手が明らかに悪い時でも身を守るために譲るほうが賢明です。変に張り合うととんでもないことになりかねません。心の余裕が事故防止に一番です。あとフルスモークの恐そうな車や明らかな違法改造車などにも近寄らないで相手にしないようにしましょう。彼らは一般常識が通じない場合が多いですから。

今回はもう一つヘッドランプについてお話します。ハイビーム(上向き)は“走行灯”でロービーム(下向き)は“すれ違い灯”。対向車が無い場合はハイビームで走った方がよく見えます。高速道路でも前方に車がいなければ遠慮なくハイビームを使用すべきです。雨天時、特に高速道路など昼間でも水しぶきで視界が悪くなるので自分の存在を示すためにスモールランプではなくヘッドランプをつけましょう。夕暮れ時も同じ理由で早めのヘッドランプ点灯が望ましいですね。自分のためであり相手のためでもあるのです。これがマナーの基本的な考え方かもしれませんね。“自分のためであり相手のためでもある”。

もう一つ、初心者はマナーが分からないものです。回りの先輩が教えるのが一番よいと思います。交差点での右折時の待ち方や、車線変更などあらゆる場面でよいマナーを身に付けたいですね。グッド・マナーのドライバーに出会うと気持ちよいものです。そんなドライバーが増えるよう願っています。

 







―自分ではマナーが良い思っている山田―

 
 
 
ディーゼルエンジンについて
ディーゼルエンジンが悪者扱いされて久しいですね。世間一般で言われているほどディーゼルエンジンは良くないのでしょうか。東京都知事のパフォーマンスで一躍世間からつまはじきにされてしまった感がありますが、本当は優れたエンジンなのです。ごく簡単に説明します。


ガソリンエンジンに比べて劣る所。
1、 音がうるさい
2、 黒煙が出る
3、 遅いイメージ
4、 販売価格が高くなる

ガソリンエンジンに比べて優れている所
1、 燃焼効率が良い。したがって燃費が良い。生まれながらのエコカー。
2、 排気ガス中の二酸化炭素が少ない。
3、 低速からトルクがあり粘り強い加速。
4、 耐久性がある。同一車種でガソリン対ディーゼルの24時間耐久レースを行うと
   たいていディーゼルが勝つ。(市販車での全開走行でガソリン車は完走できない車が多い。   以前欧州のカーマガジンで実施していた)





また大型トラックのエンジンは燃焼効率や耐久性など様々な理由でガソリンエンジンではつくれません。世界の流通を支えてきたのはディーゼルだし今後もメーカーの努力でさらにクリーンなエンジンが出てくるでしょう。
ガソリン車より劣る所の全ては改善されつつあり、欧州では優れたディーゼル乗用車が多く生産されています。小型車から高級車まであって、もちろん黒煙なんて出ません。ガソリン車に比べて二酸化炭素の排出量がはるかに少ないディーゼル車が増えれば、地球の温暖化にもかなり歯止めがかかるのです。


ほとんどの人は良くできたディーゼル車に乗ったことが無いので良さが知られていません。粘り強く息の長い独特の加速感、満タンにした時の燃料代の安さなんて大きな魅力です。最新の欧州製ディーゼル車はスマートで速く、また知的です。日本でも早くそんな車ができないかなあと思います。経済産業省も最近では乗用車のディーゼル化を環境対策の一環として進めようとしています。燃料である軽油の低硫黄化にもやっと取り組みはじめました。官民一体で取り組まなくては実現できませんからメーカーも本腰を入れてほしいです。ベンツやBMWにディーゼルがあるようにセルシオにディーゼルがあってもいいではないか!トヨタさん。
―実はディーゼルエンジンも好きだった山田―
私たちにできること、これからも増やしていきたい
ドライビング・エモーション! セイロモータース